厚生労働省は、iDeCoの加入者が7月末で300万人を突破したと公表しました。2002年1月に制度が施行されて以来、2022年5月の加入者範囲のさらなる拡大、同年10月の企業型
・・・(続きはこちら) 厚生労働省は、iDeCoの加入者が7月末で300万人を突破したと公表しました。2002年1月に制度が施行されて以来、2022年5月の加入者範囲のさらなる拡大、同年10月の企業型DC(企業型確定拠出年金)加入者のiDeCo加入の要件緩和を受け、本年7月末時点で約302.6万人となり、300万人を突破しました。 2024年12月からは、DB(確定給付企業年金)等の他制度に加入している人(公務員含む)のiDeCoの拠出限度額の引上げも予定されています。iDeCo(個人型確定拠出年金)とは、自分で決めた額(掛金)を拠出して積み立てていき、自分で選んだ運用商品(定期預金、保険商品、投資信託)で掛金を運用し、60歳以降に受け取る、老後の資金を準備する年金公的です。年金にプラスできる「もう一つの年金」で、大きな税制優遇が特徴です。 2024年12月からは、企業型DC、iDeCoの拠出限度額について、全てのDB等の他制度の掛金相当額を一律月額2.75万円と評価している点を見直し、加入者がそれぞれ加入しているDB等の他制度ごとの掛金相当額を反映することで、公平できめ細かな算定方式に改善を図る事としています。